前回に引き続き、フロアコーティング業者選びのチェックポイントをお伝えします。
まず大事なことは何を理由にフロアコーティングを検討し始めたか、そこに向き合うこと。その優先順位は人それぞれですから、それによってどんな種類のコーティングが最適なのか、比較検討すればよいと思います。
今回お伝えしているのは、そういった、人によって優先順位が異なる問題ではなく、フロアコーティングを検討するみなさんに共通の問題でありながら、一般的には気づきにくいチェックポイントについて幾つか取り上げていることを、前置きとしてお伝えします。
チェックポイント(2)会社の規模や経営状況、信用性はどうなのか?
「担当のセールスさんが親切で感じよく、施工の人がちゃんとしてくれたら、会社の規模なんてどうでもいいんじゃない?」
そうお考えの方もいるかと思います。
確かに対応してくれるセールススタッフが感じよくて、説明が上手だったら、それだけで安心しますよね。
でも、いくら営業スタッフが親切でも、家に施工に来てくれるのはたいていの場合は別の施工スタッフです。
営業スタッフがしっかりと施工スタッフと連携を図っているか?人員不足で忙しすぎて手配漏れなどはないか?そういった点も気になるところです。
当然、ある程度のキャパシティを持っていない会社は、人員にも余裕がないので、お客様の希望の施工日は確保しずらいし、お客様のサポートにも手が回らないのが実情でしょう。
また、スタッフは兼務兼務ですから知識も経験も「広く浅く」で、専門性が薄いスタッフばかりということになります。
とにかく、ホームページなどで比較しただけでは、一見同じような規模に見えるフロアコーティングの企業も、蓋を開けてみれば内情は千差万別です。素人にはなかなか見抜けないですよね。
一方、会社の規模多く経営がしっかりしている会社は、フロアコーティングのサンプルが確認できるショールームが設けられていて、自分の目で仕上りを確認することができます。
後から「思っていたのと違った」「ネットで見ただけでは質感がわからなかった」などというトラブルも、ほとんどありません。
例えば私たち株式会社ジェブでは、主要都市やその近郊に、実際のお住まいのリビングと等身大のスケールのショールームを備えています。
フロアコーティングの見た目、風合い、触った質感は、フローリングの種類や色によって、同じコーティング剤を使っても大きく変わってきますから、実際にご自分のお住まいのフローリングと同じ、または違うものを見て検証するのがベストです。
また、ショール―ムに足を運べないお客様には、資料に付属するツール類の充実が重要になってきますね。
付属のツールで、フロアコーティングに対する専門性や熱意も伺うこともできます。また、サンプルキットなどを提供している業者は、きっとコーティングの技術に対して自信があるとも言えるでしょう。
ただ、住宅のクロスやカーテンのサンプルでご経験があるかもしれませんが、サンプルは小さいので、広いスペースに施工すると印象や見え方が変わってきますね。その点、やはりショールームを備えている会社なら、仕上りのギャップがなく、安心ですね。
また、会社の経営状態がもしも危うい業者だったらどんなことが起きるでしょう?
せっかくの10年保証、20年保証。施工から何年か経って不具合が発見されたり、相談をしたくて連絡したら電話はつながらず、会社に行ってみたら別の会社の看板がかかっていて、、、
そんなことも起こり得るんですよ。
保証やアフターメンテナンスを謳っている会社はたくさんあります。でもその一方で毎年たくさんのコーティング業者が生まれては消えを繰り返しています。
人員の多さや、しっかりとショールームを構えているかどうか、そして経営状態はどうか?なども重要なチェックポイントなので、着目して下さい。
私たち株式会社ジェブは今年15期目になる会社です。全国にショールームを構え、営業と施工はそれぞれ別の専門スタッフを育成しています。
それぞれしっかりとした専門知識を持ち、OJTや実技研修などを受けてからお客様の大切なお住まいの床をお預かりするのです。
いっときのお付き合いではなく、施工から長いお付き合いが始まるということを踏まえて、ぜひ業者の経営状態にも着目してくださいね。
さて、あなたの検討している会社は大丈夫ですか?